カタログショップ 表面処理等の選択
商品名:S45C 10割六角ナット1種・特細目


下記表面処理工程は一例ですので、商品によっては工程等が異なる場合があります。
表面処理:生地
表面処理を施していない、素材そのままの状態です。鉄の場合は生地の状態では錆が発生するため、通常は防錆油を塗布しています。また、ねじ業界では材質が鉄で熱処理をして黒色酸化皮膜を形成したものを「生地」という場合があります。また熱処理後に黒色酸化皮膜を除去したあとに、表面処理の黒染めを行う場合があり、黒色酸化皮膜+防錆油塗布のものも「生地」と呼ぶ場合があります。
表面処理:ユニクロ(電気亜鉛メッキ 光沢クロメート処理)
正しくは「光沢クロメート」といいます。電気亜鉛メッキをした後に、クロメート処理しクロメート被膜を持たせ、その後カセイソーダに浸せきします。耐食性は有色クロメートより劣ります。有色クロメートに比べると六価クロムが少なく三価クロムが多いですが、六価クロムを含むことから、RoHS指令に抵触するため、近年は徐々に三価ホワイト・三価クロメートに移行しています。メッキ方法は一例であり、メッキ業者により異なる場合があります。
表面処理:ドブ(溶融亜鉛)
溶融亜鉛メッキといい、溶かした亜鉛にドブっと漬けてつけるメッキです。コストの割に優れた耐食性がありますがメッキ厚がかなり厚く、めねじにはオーバータップが必要であり、製品同志がくっつくこともよくあります。RoHS規制には表面処理上の問題はありません。排水処理時に適切処理しないと鉛、カドミウムの問題があります。
表面処理:ジオメット(ダクロタイズド処理の代替品)
環境負荷物質である6価クロムを含有していません。金属フレークが層状に重なり特殊無機バインダーにより結合された金属防錆処理です。耐熱耐食性に優れ、水素脆性の心配がない塗装系のノンクロム高耐食品です。
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☆ねじに使用される表面処理については下記ページにも掲載しています。ご参照ください。
〇表面処理
下記の中から表面処理を選択してください。
画像と実際の商品の色とは違う場合があります。