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座金・ワッシャー類の選択
下記の中から商品中分類を選択してください。
下記説明は一般的な内容ですので、個々の商品の詳細については別途お問合せください。
座金・ワッシャー
・ボルトやナットの座面に挿入することで、様々な効力を発揮します。主な目的としては、座面の安定化・緩み止め等に使用されます。
平座金・丸座金
〇特徴
・ボルトやナットの座面に挿入することで、座面にかかる圧力を分散させてボルトやナットが母材への食い込みや傷つきを防ぎます。また母材へ接触する面積が大きくなるので緩み止め効果があると言われています。しかしながら、経年により座金が変形して薄くなった場合にはボルトの軸力が低下して逆に緩みやすくなることもあります。従って、ハイテンボルトにはハイテン用の座金等を使用する等の対策が必要です。
・商品名称で「JIS」「ISO」の表記は、旧規格のJISとISOのことです。対応は次の通りです。
JIS:JIS B 1256-1963(旧JIS)ミガキ丸
ISO:JIS B 1256-1978(旧JIS)みがき丸
JIS小形:JIS B 1256-1963(旧JIS)小形丸
ISO小形:JIS B 1256-1978(旧JIS)小形丸
・商品名称と旧規格の対応は「弊社で取り扱う平座金(平ワッシャー)の通称規格とサイズの一覧(抜粋)」をご参照ください。
スプリングワッシャ―・ばね座金
〇特徴
・緩み止めとしてボルトの座面に挿入して使用します。切口が台形状になった線材をコイル状に巻き取り1個ずつ切断していき、1巻きのばねにしたあと熱処理されます。文字通りばねの力で緩みを防止します。くさび状の切口が母材や座面に食い込んで、ねじの逆回転を阻止する効果があるともいわれています。
・JIS B 1251で規定されています。JISでは2号(一般用)と3号(重荷重用)があります。一般に普及しているのは2号(一般用)です。
・六角穴付きボルト用のばね座金(スプリングワッシャ― CAP用)があります。これは、ばね座金の直径を六角穴付きボルトの頭部外径に合わせたサイズで、座繰り穴にばね座金を挿入して使用します。
・一般には右ねじ用のばね座金が普及していますが、左ねじ用のばね座金が「逆巻き」「左ねじ用」等の名称で市販されています。現場で右ねじ・左ねじを使用する環境の場合には、右・左が混在する危険がありますので注意が必要です。なお、右ねじに逆巻きのばね座金を使用することはできません。
テーパワッシャー(テーパ座金)
〇特徴
・正方形の座金で片面が5度や8度に傾斜した座金です。ねじ止めする箇所が傾斜した面に使用し、ボルトやナットの座面を水平になるように補正できます。5度のタイプは主に溝形鋼(チャンネル)に、8度はI形鋼(アイビーム)に使用されます。
歯付き座金
〇特徴
・締め付けられて歯のねじれが平らになる際のばね作用と、歯によって座面に傷がつくことによる摩擦力の増大により、ゆるみ止め効果が得られます。それぞれの歯が相手部材に食い込み、ガタつき防止やゆるみ止め効果が期待できます。歯の付き方により下記のような種類があります。JISではJIS B 1251で規定されていますが、メーカー独自規格の場合もあります。
〇歯付き座金の種類
・内歯:内径に歯が付いている。止めネジなどの歯が現れると不都合な箇所などに使用されています。
・外歯:外周に歯が付いている。内歯形よりさらに緩み防止を求められる箇所などに使用されています。
・皿形:外周に歯が付いていて、座面は皿頭ねじに合うように円すい形になっている。皿ネジ、皿ビスなどに使用されています。
・内外歯付き:内と外の両方に歯が付いてる。:特に大きな緩み防止を求められる箇所などに使用されています。
ローゼットワッシャー(山形座金)
〇特徴
・丸皿頭や皿頭のねじを使用するときに、ローゼットワッシャーを使用すると、皿もみ(座面が入る円すい状の窪みを加工すること。)をしなくても締め付けることができます。また、ねじ頭部と座金が一体となった丸み形状となるので、デザイン性をよくしたい箇所に使用します。
・製造方法により切削加工製(挽き)とプレス製があります。プレス製の方が安価に製造できます。
皿ばね・皿ばね座金
〇特徴
・両者とも皿形の形状をしており、皿ばねは高さ・板厚の違いで、たわみ-荷重特性が異なり、複数の皿ばねを組み合わせることにより任意のばね特性を得ることができます。皿ばね座金は、皿ばねの特質をネジの緩み止めに応用したもので、ばね座金、歯付座金に比べ緩み止めの効果が優れています。
・皿ばね・皿ばね座金共に重荷重用と軽荷重用があります。また、皿ばね座金は六角穴付きボルト用とねじ用があります。
・JISでは皿ばね座金がJIS B 1251、皿ばねがJIS B 2706で規定されています。
〇皿ばね座金(JIS B 1251)の種類
・1種:一般に用いるボルト、ナット、小ねじ。軽荷重用(1L)、重荷重用(1H)
・2種:六角穴付きボルト、ナット、小ねじなど座ぐり穴を用いて締結するねじ。軽荷重用(2L)、重荷重用(2H)
〇皿ばね(JIS B 2706)の種類
・H:重荷重用
・L:軽荷重用
角ワッシャー
〇特徴
・正方形状の座金で、建築関係で木材をボルトで締め付けるときに使用されます。四角いので丸ワッシャーよりも座面が大きくなります。
シムワッシャー
〇特徴
・シムとは機械部品を取付けるときに、すきまを調整して、位置を正確に合わせたいときに使用する薄板の部品です。シムを複数枚重ねることもあります。シムワッシャーはシムが座金の形状になった部品です。
その他の緩み止めワッシャー
〇特徴
・緩み止めワッシャーはおねじとめねじを締め付ける時に、座面に挿入して締結が緩むのを防止する働きがあります。緩み止めワッシャーにはスプリングワッシャーや皿ばね座金等がよく知られていますが、それ以外の特殊形状の緩み止めワッシャーです。代表的なものは下記のようなものが挙げられます。
〇その他緩み止めワッシャーの種類
・スパック(波形ばね座金):切欠きがあるばね座金と形状は似ていますが、スパックは波形にねじれています。この波形の形状によってばね反力を大きくし、締結部の圧力が均等に分散されて緩みにくくなる座金です。何度取り外しても座金を傷めず、永く使用できます。
・ノルトロックワッシャー:2枚1組のワッシャー形状で、座面側にはセレーションがあり、重ねた面にはカムという(高さが低い)のこぎり状の凹凸があるのが特長です。カムの傾斜角がボルトのピッチよりも大きいため、一度締め付けると軸力に反した逆向きの力を加えないと緩むことがありません。すなわち、摩擦ではなく「軸力」を利用してボルト締結のゆるみを防ぎます。従って、重ね合わせる面を間違えると緩み止め効果を発揮しないので注意が必要です(通常は重ね合わせた状態で販売されています)。
ウェーブワッシャー・エア抜き座金・亀ワッシャー
〇特徴
・ウェーブワッシャー:ドーナツ状の板を波状に曲げ、たわませることで荷重を発生させます。コイルばねと比べて小さいスペースで高荷重を得ることが可能です。表裏の区別がないので、製品の方向性がありません。重ねて使うことで荷重とたわみを変えることができます(株式会社オチアイ様資料から抜粋)。
・エア抜き座金:座面の片面に溝を付けた形状です。半導体製造装置等の真空チャンバーで使用するねじで、真空引きする際にねじ穴の奥に溜った空気をこの溝から抜くことができるようにするために付けられています。
・亀ワッシャー:波板の形状に曲げた座金です。スレートや波板をねじで固定するときに亀座金を入れると波板表面にフィットさせて固定できます。
ハイテンワッシャー
〇特徴
・高力ボルトやハイテンボルトと組合せて使用します。鉄鋼製では主に材質S45Cを熱処理して硬度を高めた平座金です。S45Cの焼入れ品はS45C(H)と表記されます。ステンレス製ではBUMAX等の高強度ステンレス材料を使用した座金もあります。BUMAXはボルトにも使用され、熱処理を行わず圧造、転造加工によって調質鋼のボルトと同等の強度8.8や10.9を保証しています。
爪付き座金
〇特徴
・爪付き座金:丸座金の外周の一部を折り曲げて爪を作った座金です。爪が母材に食い込んで緩み止め効果を発揮します。
・舌付き座金:丸座金の外周に突起(舌)部を設けた座金です。片舌付きと両舌付きがあります。締結後に舌をナット側面に折り曲げてナットが回転するのを阻止します。
スピードワッシャ・ボタンワッシャ・プッシュナット
〇特徴
・メーカーによって同じ名称でも形状・機能が異なりますので注意が必要です。
・スピードワッシャ・ボタンワッシャ:内径部に角度の付いた爪を持ち、この爪が軸やねじに食い込むことで逆方向に抜けない構造になっています。化粧キャップが付いているタイプをボタンワッシャといいます。
・スピードナット:板を曲げた取付け部とねじ部を持つ形状でパネルに差し込んで使用します。手や工具でナットを保持できない箇所で比較的軽度の締め付け要求に対して使用できます。他のメーカーでは上記スピードワッシャで外径が比較的小さいタイプをスピードナットと呼ぶタイプもあります。
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