back to よく使われるねじの規格 鋼製ネジの機械的性質 以下にJIS B 1051の抜粋を掲載します。 機械的性質 鋼製ネジの機械的性質 機械的性質 強度区分 3.6 4.6 4.8 5.6 5.8 6.8 8.8(注1) 9.8 (注2) 10.9 12.9 d<=16 d>16 (注3) 呼び引張強さ N/mm^2 300 400 500 600 800 800 900 1000 1200 最小引張強さ N/mm^2 {kgf/mm^2} (注4) 330 {33.7} 400 {40.8} 420 {42.8} 500 {51.0} 520 {53.0} 600 {61.2} 800 {81.6} 830 {84.6} 900 {91.8} 1040 {106} 1220 {124} 硬さ ビッカース硬さHV 最小 (注8) 95 120 130 155 160 190 250 255 290 320 385 最大 220(注5) 250 320 335 360 380 435 ブリネル硬さHB 最小 (注8) 90 114 124 147 152 181 238 242 276 304 366 最大 209(注5) 238 304 318 342 361 414 ロックウェル硬さ HRB 最小 52 67 71 79 82 89 - 最大 95(注5) 99.5 - HRC 最小 - 22 23 28 32 39 最大 - 32 34 37 39 44 表面硬さHV 最大 - (注6) 下降伏点(注7) N/mm^2 {kgf/mm^2} 呼び 180 240 320 300 400 480 - 最小 190 {19.4} 240 {24.5} 340 {34.7} 300 {30.6} 420 {42.8} 480 {48.9} - 0.2%耐力(注8) N/mm^2 {kgf/mm^2} 呼び - 640 640 720 900 1080 最小 - 640 {65.3} 660 {67.3} 720 {73.4} 940 {95.9} 1100 {112} 保証荷重応力 応力比 0.94 0.94 0.91 0.93 0.90 0.92 0.91 0.91 0.90 0.88 0.88 N/mm^2 {kgf/mm^2} 180 {18.4} 225 {22.9} 310 {31.6} 280 {28.6} 380 {38.7} 440 {44.9} 580 {59.1} 600 {61.2} 650 {66.3} 830 {84.6} 970 {98.9} 破断伸び% 最小 25 22 - 20 - - 12 12 10 9 8 衝撃強さ J 最小 - 25 - 30 30 25 20 15 注意事項 (1)強度区分8.8でd<=16mmのボルトを、ボルトの保証荷重値を超えて過度に締め付けた場合には ナットのねじ山がせん断破壊を起こす危険性がある。 (2)強度区分9.8は、ねじの呼び径16mm以下のものだけに適用する。 (3)強度区分8.8の鋼構造用ボルトに対しては、ねじの呼び径12mmで区分する。 (4)最小の引張強さは、呼び長さ2.5d以上のものに適用し、呼び長さ2.5d未満のもの又は引張試験ができないものには、最小の硬さを適用する。 (5)ボルト、ねじ及び植込みボルトのねじ部先端面の硬さは、250HV、238HB又は99.5HRB以下とする。 (6)強度区分8.8~12.9の製品の表面硬さは、内部の硬さよりも、ビッカース硬さHV0.3の値で30ポイントを超える差があってはならない。ただし、強度区分10.9の製品の表面硬さは390HVを超えてはならない。 (7)下降伏点の測定ができないものは、0.2%耐力による。強度区分4.8、5.8及び6.8に対する、下降伏点の値は計算のためだけのもので、試験のための値ではない。 (8)強度区分の表し方に従う降伏応力比及び最小の0.2%耐力は、削出試験片による試験に適用するものであって、製品そのものによる試験で、これらの値を求めようとすると製品の製造方法又はねじの呼び径の大きさなどが原因でこの値が変わることがある。 ↑TOPへ戻る Copyright(C) 株式会社 山 崎 All rights reserved.
以下にJIS B 1051の抜粋を掲載します。
機械的性質
(注2)
(注3)
N/mm^2
N/mm^2
{kgf/mm^2}
(注4)
{33.7}
{40.8}
{42.8}
{51.0}
{53.0}
{61.2}
{81.6}
{84.6}
{91.8}
{106}
{124}
(注8)
(注8)
N/mm^2
{kgf/mm^2}
{19.4}
{24.5}
{34.7}
{30.6}
{42.8}
{48.9}
N/mm^2
{kgf/mm^2}
{65.3}
{67.3}
{73.4}
{95.9}
{112}
{kgf/mm^2}
{18.4}
{22.9}
{31.6}
{28.6}
{38.7}
{44.9}
{59.1}
{61.2}
{66.3}
{84.6}
{98.9}
J
(1)強度区分8.8でd<=16mmのボルトを、ボルトの保証荷重値を超えて過度に締め付けた場合には ナットのねじ山がせん断破壊を起こす危険性がある。
(2)強度区分9.8は、ねじの呼び径16mm以下のものだけに適用する。
(3)強度区分8.8の鋼構造用ボルトに対しては、ねじの呼び径12mmで区分する。
(4)最小の引張強さは、呼び長さ2.5d以上のものに適用し、呼び長さ2.5d未満のもの又は引張試験ができないものには、最小の硬さを適用する。
(5)ボルト、ねじ及び植込みボルトのねじ部先端面の硬さは、250HV、238HB又は99.5HRB以下とする。
(6)強度区分8.8~12.9の製品の表面硬さは、内部の硬さよりも、ビッカース硬さHV0.3の値で30ポイントを超える差があってはならない。ただし、強度区分10.9の製品の表面硬さは390HVを超えてはならない。
(7)下降伏点の測定ができないものは、0.2%耐力による。強度区分4.8、5.8及び6.8に対する、下降伏点の値は計算のためだけのもので、試験のための値ではない。
(8)強度区分の表し方に従う降伏応力比及び最小の0.2%耐力は、削出試験片による試験に適用するものであって、製品そのものによる試験で、これらの値を求めようとすると製品の製造方法又はねじの呼び径の大きさなどが原因でこの値が変わることがある。